エンジンが不調 その2

アクエリアススポーツ にマイクーペが入院することになり、暇で時間を持て
余しているので、ついつい余計なことをしてしまいます。(汗)
タペットカバーに削らなくてもよい小さなライン。
キャブレターの補修が終わり、エンジンをかけるべく進角、バルブタイミング、
タペット隙間の確認をしてもらったらところ、下写真の通り。
メチャクチャ!(恐)
バルタイはチェーン1リンク分ぐらいずれていたらしく、タペット隙間が無い
ものまで出てくる始末。(常時排気?)

恐怖はさらに続く!
常時排気を解消したのに?まだ、①②番の圧縮が上がらない。
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仕方なくヘッドを開ける。
経済面の不安がよぎり、ヘッドまでは開けたくなかったのだけど・・・。
するとこれ ↓

どうなっているかわかりますか?
そう、バルブが熔けて穴が明いているのです。(唖然)
ガスケットは2枚のハイブリッド。

ボア径は、88.5mm。 ( G161Wの標準は、ボア径 82mm×行程 75mm )
排気量が上がっているのに、SOLEX 40 を使い、ガスが薄すぎたことがバルブを
熔かした原因か・・・?
一見、スリーブが入っているように見えるが、ノー。

このエンジンは、ボア径 86mmが限界と言われているそうです。
それ以上に広げると、シリンダから巣が出てきたり肉厚が薄くなってしまい
タブーらしい。
これは限界からさらに 1mm以上広げているので、恐ろしいことにシリンダーの厚みが
0.5mmの所がある。(スリーブが入っていることに期待したのだが・・)
ピストンは鋳造製の汎用品みたい。
それにしても、お先真っ暗。