8-柏原の洋風建築 (ふるさとスケッチ)
兵庫県の中東部で、古くから栄えていた丹波市柏原町へ行って来ました。


木の根橋。
樹齢千年とも推定される
大ケヤキの根が、幅8mの
奥村川をまたいで自然の
橋を形作っています。
その奥に見えるのが、
旧:柏原町役場
現:丹波市役所柏原支所
昭和10年に建てられた
木造二階建てで今なお
現役です。

明治18年に建てられた、旧:氷上郡柏原町村立高等小学校舎です。
その後、病院→女学校→柏原高校同窓会会館→地域の高齢者や女性の研修&
集会施設として使用されてきましたが、現在は老朽化のため閉鎖されている
ようです。
バルコニーを支える太い6本の円柱や玄関扉上のステンドグラスを配した半円形の
飾り窓などが特徴だそう。


丹波柏原藩の初代藩主として、織田信包(かの、織田信長の弟)が治めています。
3代続いたがその後、後継者に恵まれず、廃藩され一旦は天領となったようです。
45年後、信長の次男から始まる織田系の織田信休が立藩し、現在に残るこの陣屋
を築き、その後10代続いたそうです。

江戸時代に使われた太鼓櫓です。
当時は、日々の時報としてたたかれ、藩主が参勤交代から帰ってきた際や火事の
時などにも、叩かれていたようです。

番外編
太鼓櫓の近くを散策している時に見つけたローレル。
柏原駅近くの信号待ちで、”117”のライダー


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