ナルディの魅力<その4 完>
5)
リム(ウッド)部の仕上げ
6月の「くらがり」で知り合った神戸のHさんからインパネ用塗料を教えてもらった。
ドイツの自然塗料:オスモ(OSMO)のウッドワックスとクリアワックスです。
主成分が植物油と植物ワックスで、人体や環境に優しいスグレ物だそうです。

昨年末にメーターパネルを仕上げたが、クリア・ニスのムラと艶が出過ぎてイマイチ
だったこともあり、少々高価ではあるが自然塗料に挑戦です。(約5.5K/750ml)
ウッドワックス(#3137 チェリー)を布に採ってすり込みを2回
ノーマルクリア(#3101 三分艶)を布に採ってすり込みを3回
の状態が下の写真です。

ワックスなので、ローソクと同じ状態ですね。
時間が経っても硬化する感じではなく、爪を立てれば削れます。
ニチャっとした感触はずっと続くのでしょうか?
ステアリングには、廊下(フロア)用クリアの方が良いかもしれません。

6)
センターハブとホーンボタン
これは、長田のおやじさんに無理を言って譲っていただきました。
クラッシック・ナルディのステアリングは入手が困難でしかも高価。
ましてや、ボタンやハブ単体での入手は皆無と言えるのではないでしょうか。
ハブ径が10mmほど小さかった(規格外)のが幸いして譲っていただくことが
できたと思います。
これを、ハブ径φ88mmになるようにスリーブをかませました。

7)
一応の完成です。
まだ、クリアの性質がつかめていませんので変更の可能性あり。
狙い通りの落ちついた感じになれば、インパネ(メーターパネル)やシフトノブ
も仕上げ直しをしたいと思っています。
ステアリング径は、37cm ぐらいでしょうか?
ボス込みの質量は、オリジナルが約 2.4Kg に対して、このナルディが約 1.4Kg
でした。(内、立派なセンターハブが 0.4Kgを占める)
ナルディに換えると、1.0~1.3Kg ほど減量になりそうです。

自己満足ですが、雰囲気が良くなったと思っています。

CG 1966年12月 より引用
#2プロトタイプに付くナルディタイプのステアリング。
似てきたかな?

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