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三角窓

 
 
 PA90(ハンドメイド)の助手席側の三角窓から、ピュ~ピューと風切音がしていた。
 60Km/h以上になると結構な風切音がしていて、高速道を走る時は耳栓が必要なぐらい!

 原因は三角窓のレギュレータが壊れて空回りをしていて、窓ガラスとゴムが密着して
 いないからだと考えられた。

 別のレストアベース車からレギュレータを外し、PA90に付け替えることにした。

 結果はバッチリ!風切音が止まって静かになりました。
 (まだ、マフラーの喧しさはありますが・・・)


 内貼りを外す。

 
Wレギュレータ-01


 内貼りを留めているのは、樹脂の出っ張り棒ではなく金属製であった。
 これなら樹脂棒を折る心配もなく安心!
 この辺りは、流石!と感じる瞬間。


Wレギュレータ-02




 レギュレータを取り外すと、空回りの原因がすぐに判った。
 写真の通り、樹脂製ギアを軸にスプリングピンで固定しているのだが、
 そのピン穴から樹脂のギアが真っ二つに割れていた。


Wレギュレータ-03



 
 これが、レストアベース車から外した健全なレギュレータ。


Wレギュレータ-04



 ウォーム&ホイール・ギアのようだが、ホイールではなくヘリカル・ギア
 を使っているみたい?



Wレギュレータ-05


 
 ヘリカル・ギアを使っているのは、下の写真で判るように、入力軸と出力軸
 が直交していないことによる苦肉の策のように思える。



Wレギュレータ-06





 入力軸に付くハンドルの外し方が判らなかった。
 ハンドルの表面にはゴムカバーがかぶせてあり、内側にセレーションを付けて
 アルミ製ハンドル本体と一体化している。


Wレギュレータ-07



 カバーはプラスティックかと思ったが、ゴム製で滑りにくく機能的。



Wレギュレータ-08


 
 とにかく、質感が高い!

 量産型からは本機能をすべて廃止、窓に直接ロックレバーで固定となっている。
 実は、こちらの方がシンプルでかつ機能的で確実。
 


Wレギュレータ-09

 ギアに使われている樹脂は硬化して割れやすい材質のようなので、今回の処置は
 急場凌ぎ。
 砲金(真鍮)などの金属で作って準備しておくと良さそう。
 ギアの仕様が詰めきれていないが、ざっと図面化しておいたので、誰か作って!

 


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非公開コメント

No title

金属製のギアがあったら欲しいですね!
Gやんさん、作る時は声を掛けて欲しいです、お願いします。
しかし、ドア内部も綺麗ですね。

No title

わぉ!すばらしいブログですねー。
そして、ナイスな117クーペ。
パーツひとつひとつが、愛おしい。
わかるなあ・・・

カタカタ625 さん

>金属製のギアがあったら欲しいですね!
このレギュレータは製廃ですし、結構多くの方が困られているようです。
図面化して業者さんで加工していただく方向で検討をしています。
その時は声をかけさせていただきますね。

>しかし、ドア内部も綺麗ですね。
前オーナーから聞いていた通り、元色はシルバーでした。
ドア内部の底の錆を心配していたのですが、錆はほとんど見られずホッとしています。
内張りはすこぶる綺麗でした。

カキクケコージ さん

カキクケコージさん、いらっしゃいませ。
気恥ずかしい限りです。

昨年11月頃に明石のOラジエターさんにお世話になった時、モンキーを見せてもらいながらの話の中で、カキクケコージさんをご存じであることが判りました。Oさんも相当なコレクターでした(驚)ョ!
 

No title

>誰か作って!
 はいはい!でわ♪ワタシが・・・デケません。
 このギアは樹脂の劣化で割れ易いですよね。
んで御存知か?OT誌で連載中のクーペレストア記事で某プロが手作りしてました。
 読んでいる分には手作り出来そうな気もしますけど。

No title

PA90と95角目では、その姿も全く違いますが
ウチの三角窓は開けてても風圧でクルッと戻ってきます。(笑)
以前メチャ固かったんですが、CRCふくんじゃなかった。(爆)
でも流石はHM。違いますねぇ。^^

欠食児童さん

>んで御存知か?OT誌で連載中のクーペレストア記事で某プロが手作りしてました。
記憶になくて改めて見てみたら、ありました!No118
確かに凄いです。ただ、回転範囲のストッパーは別途作り直しているようです。
50個ぐらいを安価で造る方法があったら教えてくださいナ。

えす蔵 さん

HMは金のかけるところが違います。
機能的には量産の方が絶対ですよね!
いや~知らなかったなー
建具をスムーズの動かすようにすると使えないなんて!
抵抗を利用するなんて邪道ですね。
で、元へ戻ってセルフロックするHMタイプが正解?

No title

おそがけですみません。
オリジナルをみていると、素人目には場当たり的に現物合わせでうまく動いたのでOKとしたのかと思っちゃいました。しかし、計算ずくでその風圧対応とか、三角窓の開閉角度とかを計算されているとすれば、すごく難しい計算をされているのではないかと思います。私にとっては異次元の世界ですよ。

四方山果無さん

そうですね、ギアが壊れて隙間風が入ってきて初めて気づきました。
三角ガラスが三角窓のゴムを押し付けたとき、ゴムの弾性力でガラスが戻ろうとしますが、それをギアのセルフロック機能で押さえ付けてくれるようです。正規のウォーム&ホイール減速機では、減速比約1/50以上でセルフロックが確実になると言われています。
当時の技術では経年変化に強い樹脂が無かったのでしょう?それが残念です。

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