吉備高原ふれあいロードレース
10月13日 「吉備高原ふれあいロードレース」にスタッフとして参加してきました。
スタッフと言っても、駐車場への誘導をするボランティアです。
流石に体育の日、雲一つない秋晴れ。

日本陸連公認コースを 3Km ~ ハーフマラソンまで、障がい者と健常者がそれぞれの
スタンスで混ざり合って走ります。
開催場所がリハビリテーションセンター周辺ということもあり、普段の生活で使う
車いすで参加される方が多くいらっしゃいます。

こちらは、トップアスリートが競う車いすのハーフマラソン。

私が応援している松永仁志選手です。
車いす陸上競技の日本代表、北京&ロンドン五輪に出場されているトップアスリート。
光栄なことに、一緒に仕事をさせてもらっており、いい刺激を受けています。

松永選手の車いす。
機械好きの私、興味の対象はこれ!
自転車と車いすではスケルトンが全く違います。
自転車はダイヤモンドと言って、2つの三角形で構成され強度の確保と適度なしなり
感を調整し易い構造になっています。
一方、車いすは前後ホイール間を1本のフレームでつないでいるだけです。
強度としなり感を出すのに、複雑な断面形状をしているようです。
軽量化のためにアルミを使われているようですが、フレームとしては敏感に固さを
感じると思います。
フレームとヘッドチューブの接合部には相当な力がかかると思われますが、この
接合部の溶接技術は相当高いものであろうことは容易に想像できます。
ヘッド角は極端に寝ており、さらにフロントフォークでオフセットもされています。
サスペンションの働きは十分に取れ、直進安定性は良さそうですが、反面曲り難そう
に見えます。
Fホイールのスポーク数の少なさにも驚かされます。
どのパーツもワンオフでノウハウの塊、削ぎ落された機能美を感じます。

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