娘のインサイト
年末に娘との会話で急展開になったインサイトの後編です。
一時抹消されたインサイトを簡単に整備?して、再登録の準備をします。

と言っても、オイル交換やブレーキのパッド量や効きを確認する程度。
CVTオイルの交換は、プロにお任せします。
タイヤ&ホイール、ヘッドライト、ルームミラー、バンパー、ボンネットは
Myインサイトの方が綺麗なので移植します。
前回、インサイトの車検ではスモールランプのランプ切れで再検査という
苦い経験があるので、今回はLEDランプに新調しました。

会社に休みをもらいユーザー車検&新規(中古でも新規と云う)登録をします。
まず、市役所で臨時ナンバーをもらって検査登録事務所へ。
ヘッドライトの光軸はテスター屋さんでお願いします。(\400)
サイドスリップと排ガスは問題ないと考え、テスターは通しません。
先日、ロードスターの車検を受けて縁起のよい3番ラインで検査を受けます。

難なく合格です。
「新規」の検査票は赤字でした。
初めての体験だけど「継続」と何も変わらなかった。
あとは、準備していた書類を出してナンバープレートを貰います。
ナンバーを取付けた頃を見計らって検査員が来て、ハイ封印!・・・終わり。

晴れて公道復帰ができたので自由に動いて残りの作業をやっちゃいます。
CVTオイル交換と電磁ロック再登録を 「テクノボックス」さんで。(\8,120)
ETCの再セットアップを 「関西オート整備」さんで。(\2,160)
ここでトラブル発生!
テクノボックスさんに預けていた時に恐怖の 「IMA」ランプが点灯した。
リセットの方法は判っているので、すぐに対処できると高を括っていた
のだが、いつもの方法ではリセットができない。
自宅へ戻り、12Vバッテリーを外ずし、新品の12Vバッテリーにつないでも
リセットがかからない。(焦る!)
改めてネットで、IMAリセット方法やIMAバッテリ-の交換法を調べます。
MyインサイトのIMAバッテリーとの交換も覚悟しました。(汗)
備忘録
・IMAリセット手順(ヒューズ篇)
・IMAリセット手順(12Vバッテリー篇)
・ホンダ IMAバッテリー外しマニュアル
・IMAバッテリー交換
・IMAバッテリーの外し方
・IMA Club@PC SUPPORT
そうこうしているうちに、リセットがかかった!
何が起きたのか判らなかったのだが、冷静に考えて以下のように結論付けた。
初代インサイトには、型式が3種類あることを思い出しました。
型式が変わると、IMAのECU(IMAを制御しているコンピュータ)
も変わるので、IMAのリセット方法も変わる。
他の人のブログのリセット方法に疑問や矛盾を感じていたことが
型式の違いで対処法が違うとすれば解決します。
Myインサイトの型式は HN-ZE1
娘インサイトの型式は YA-ZE1

それにしても、生産台数がめっちゃ少ないですねぇ~。
117Coupe より断然レアです。
これには諸説あるようで
単に、ファミリーカーっぽいのに2シーターなので人気が出なかった説。
「シトロエンみたいに、リアタイヤを半分隠し、タイヤが中へオフセットして
格好悪い。」 というエクステリアデザインが悪い説。
現在は、「時代が追い付いてきた!」 感があって格好いいと思いますが。
「1台造るごとに、200万円の赤字になるので、営業マンには売るな!」
の指示が飛んでいた説。
「NSXで培ったアルミ加工技術を進化させて、NSXと同じ生産ラインで
造っていた」 という説は本当らしい。
いずれにしても、オヤジ(本田宗一郎)さんの息がかかった最後で渾身
の1台であることは間違いがなく、後世に残したい貴重な車。
娘には長く乗って貰いたいものです。
- 関連記事
スポンサーサイト