夏休み(その4)
この夏休みは出歩くことが少なく、
家の周りの草刈りと滅多にやらない読書で過ごした。
何を隠そうこの私、暑さが最も苦手なのだ。

「一度は訪れたい日本の美しすぎる図書館(41館)」
に選ばれた赤穂市図書館で見つけた一冊。
アマゾンで、本 \1 + 送料 \257 で買いました。
恐ろしい時代になりました。

この本 「自動車デザインの語るもの」 では、
ジウジアーロさんがデザインしたゴルフⅠのリアに特徴があると。
この頃の日本車は、なんとか車の幅を広く見せよう、
低く安定した形にしょうと一生懸命であった。
こうした流れに真っ向からぶつけられたアンチテーゼがこれだと。
縦の直線基調を強調したデザインにし、実際に車高を高くとり
居住空間を確保ている。

現在の日本車は初代ワゴンRに代表されるように、
ジウジアーロさんの提言に従い過ぎたきらいがある。
・・・ どれもこれも背が高すぎ!
VW傘下のイタルデザインを去ったジウジアーロさんですが、
先日発売のVWパサートは水平基調への回帰が進んでいると思う。
後で知ったことであるが、著者:石渡邦和さんは
いすゞ・ビークロスなどをデザインされた方でした。
また、韓国のカーデザイナーなどに人気の本であるらしく、
入手困難となっているとの情報も。
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