Fサスのバネを換えてみた
私のクーペ(PA90)は、1969年11月頃に生産された個体。
この秋で満46歳になる。
前後のサスペンションは当時のままで、ノーマル状態。
ノーマル状態と言っても、ブッシュ類は劣化が激しく、、
バネは経たっている。
リアの板バネは逆反り状態 (汗;)
いい感じでシャコタンになっています。
と言うことで長期計画ですが、足回りにも着手していくことにします。
手始めに、F・コイルばねのリフレッシュからやります。
PA96(角目)XE-Lのバネをストックしていたので、
これと交換して、現状と同じ車高にします。
ばねを外す手順は解っていないのですが、「何とかなるだろう!」
的発想で、とにかくばらしてみます。
① ダンパーを外します。

Sさんから譲ってもらったビルシュタインのダンパー
イイね! 117クーペに合っていると思います。
② スタビのリンクエンドを外します。
③ ロアアームのリンクエンドのボルトを抜き、
アッパーアームを左側へ避ける。

④ ロアーアームの下からジャッキで突っ張っておき、
ゆっくりジャッキを下げてゆくとバネは抜けます。
ロアアームのバネ座です。
サビがでていたので、錆置換剤を塗っておきます。

外したばねとストックのばねを並べてみます。

線径は実測値です。
整備マニュアルから以下の違いがわかった。
PA90 PA96
線 径 φ14.0mm φ14.8mm
自 由 長 338mm 346mm
ばね定数 5.00kg/mm 5.21kg/mm

意味不明な刻印が・・・?
一巻カットをしてみましたが、バネの経たりが少ないのと
ばねが強いので、最終的には、1巻+3/4巻をカットした。

スプリング・コンプレッサーを直に使ってばねをセットするのが
難しそうだったので、PPバンドを4本で圧縮を保持してみました。
PPバンド、結構いけます!
又、1.75巻カットでは、圧縮せずに足で蹴るだけで完了!

近くダムの奥まで走り、車高を落ち着かせます。

で、結果がこれ。
ばねの交換前より10mmぐらい高くなったかな?
様子を観ながら、更に 0.25巻カットをすることにします。
- 関連記事
-
- Fサスのバネを換えてみた
- F・ハブベアリングの予圧
- 117Coupe のインシュレータ
- 117のグリスアップ
- ビルシュタイン
スポンサーサイト