シフトノブを造ってみる
四方山果無さんのクーペを運転させていただいた時、球形のシフトノブの
感触が良く、使いやすかったので造ってみることにした。

東急ハンズで材料を調達。木の球玉(50.8mm = 2inch)とアルミの棒(φ18)で800円程度。
自宅のボール盤で玉に穴を明け圧入する。ガタが出るようなら接着しようと思う。
アルミ棒にはM10×1.25P(¥1,280)のねじを立てる。
8割程度までねじを立てた後、シフトレバーに装着して木目の方向を確認しながら、
最終のねじ立てをしてみることにした。

色とニスには、ウッドのインパネに合わせて、ウォルナットとマホガニーの配合を
変えて調整していくことにした。
問題は、着色剤の染み方にムラがあることと、塗りムラができること。
木を球面加工すると、木目に柾目、板目、木端、木口などが混在して、着色剤が染みて
行かない目があるようだ。そこは赤道のような輪状になる。
着色に3週間かかってもまだ、塗ったり剥がしたりしている。
ニスを薄めたり、ハケを換えたりしたが、上手く塗れない。
四方山果無さんは、ニスの中にドブ漬けされたのちノブを回転させてムラを抑えられた
ようですが、私はニスを100mlしか買っていなかったので出来ない。

そこでニュートンさんの力(重力)を利用して上からぶっ掛けることにした。
少し薄めないと底の方が厚くてムラになる。
仕上げは水の中、#800のサンドペーパーで。
そこそこ満足のゆく仕上がりになった。

一応完成したが、インパネの色より赤みと濃さが足りないようなので、
もう1回マホガニーを塗ってみることにする。
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